自己紹介
私は、東北大学大学院理学研究科天文学専攻で博士号を取得し、日本学術振興会特別研究員(DC1, PD) (文部科学省)、国立天文台水沢観測センター=現水沢VLBI観測所、 欧州超長基線電波干渉法合同研究所 (Joint Institute for VLBI ERIC, JIVE)支援研究員を経て、鹿児島大学理学部物理科学科に助手として着任、現在は総合教育機構共通教育センター教授そして理工学研究科附属天の川銀河研究センター兼務教員 として、天文学研究及び教育に従事しています。
私は天文学者として、国内外の共同研究者と連携し、(近傍)宇宙における物質の輪廻 (恒星の形成や末期進化に伴う星間・星周物質の運動)や天の川銀河 の構造について研究しています。 特に取り組んでいる研究は、これらの解明につながると期待される天体メーザー源の研究です。
私はいわば、電波天文学における観測屋を自負しています。国立天文台が運用する電波望遠鏡群 (VERA,野辺山 45 m電波望遠鏡,ALMA), JVN (Japanese VLBI Network) (山口大学,茨城大学,岐阜大学 ) や海外の電波望遠鏡群 (EAVN,VLBA,VLA,GBT,EVN,ATCA,LBA,ASKAP,MeerKAT,RadioAstron)などを用いて、幅広い観測に基づく天文学研究を進めています。 その多くは、極めて高い解像度を実現する超長基線電波干渉法 (VLBI)を駆使したものです。 さらに、次世代巨大電波干渉計平方キロメータ電波干渉計 (SKA)を使った観測を展開するべく、国際協力に参加しています。 実際この為に、海外研究機関を訪問し国際研究集会に参加しています。
上記に見られる研究活動は、私一人では到底できません。国内外で研究者との交流を深め、 研究チームを結成し、時にはチームの一員として私の得意な手法で貢献し、 また時には私自身がチームを主導して仲間の助けを借りながら、観測装置を立ち上げ観測的研究を進めます。 そのために私は、本学大学院理工学研究科 所属の大学院生と理学部) 所属の学部生をはじめ、時として海外の大学院生や留学生の研究指導を行います。 大学講義は、大学院生対象の電波天文学に関する科目と、学部初年次生や一般社会人対象の基礎的・教養的科目を主に担当しています。 天文学と社会との関わり、大学生に求められる資質について、丁寧に解説することを心がけています。